サラダチキンを食べ過ぎると太る?知らない間にタンパク質は摂りすぎていた!
こんにちは。
最近の流行りの糖質制限ダイエットで、肉を多めに食べるようになったブラジルちえみです。
でも、一向に痩せる気配なしだね。。。
ブラジルちえみ
一気に注目を浴びたタンパク質、コンビニでもサラダチキンが飛ぶように売れていますね。
そこで今回は、サラダチキンなどのタンパク質を食べすぎると太るのか? タンパク質のとりすぎで起こる病気のリスクをご紹介します。
Contents
一日に必要なタンパク質の量は?
そもそもタンパク質は1日にどのくらい摂取すればいいのでしょうか?
体重50kgの女性で計算したタンパク質必要量は・・・
- 運動をしない人は、40g~50g
- 軽い運動をする人なら1日約60~70g
- きつい運動をする人は70g~90g
ここで注意したいのが、タンパク質摂取を意識していなくても、
実は摂りすぎてしまっていること。
タンパク質50gとは、どのくらい?
セブンイレブンのサラダチキン(プレーン)の場合・・・
タンパク質が、100gで21.7g
一袋は115gなので、一袋のタンパク質量は約25gです。
ということは、
1日にサラダチキンを2袋食べれば、それだけで1日のタンパク質量を摂取していることになります。
意外に少ないね。
ブラジルちえみ
では、実際にタンパク質を摂りすぎると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
たんぱく質を摂るほど、筋肉が増えていくはホント?
筋肉をつけて痩せるはずが・・・
余ったアミノ酸の一部は脂肪に!
過剰なタンパク質摂取によって、余ってしまったアミノ酸の一部は、脂肪になり体内に貯蔵されてしまいます。
その脂肪を使わなければ、もちろん太ってしまいます。
特に脂身の多い肉によるタンパク質の摂取は、脂肪分も多くカロリーも高いため、筋肉をつけようとして摂取したにもかかわらず、逆に脂肪がついてしまうことも。
肉からタンパク質を摂るときには、なるべく脂身の少ない赤身から摂取するのが鉄則ですね。
ダイエットには欠かせない鶏肉ですが、相性が良くない為、
鶏肉を食べると、逆に太りやすくなってしまう血液型も!
肝臓の持久力が低下
タンパク質は、アミノ酸に分解吸収されてから全身の細胞へ運ばれます。
しかし摂りすぎてしまうと、細胞への補給が終わっても「アミノ酸」が残ります。
余ったアミノ酸を「肝臓」で分解して、別の物質を作らなければならない。
すると・・・
⇒肝臓が働きすぎる ⇒全身の代謝の低下
それを排出するために、今度は腎臓の働きが活発になる
⇒腎臓が働きすぎる ⇒腎疾患のリスクが高まる
タンパク質を摂りすぎると、
肝臓と腎臓が働きづめで、機能低下するー!!
骨粗しょう症のリスク
たんぱく質の摂りすぎで、カルシウムが排出される!
摂取したタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解され吸収されます。
そのあと肝臓に運ばれるのですが、あまって使われないアミノ酸の一部は、肝臓で尿素になり体外に排出されます。
しかしこの尿素が排出されるときに、骨を作るためのカルシウムまで一緒に排出してしまうんです。
食事でカルシウムをとっても、排出されてしまっては意味がないですよね。
尿路結石のリスク
肉中心の食事の方は、気を付けて「尿チェック」
動物性たんぱく質に含まれる「含硫アミノ酸」を分解するときに発生する物質が、膀胱内でシュウ酸とカルシウムの結晶化を促し、尿路結石の発生リスクを増やします 。
シュウ酸はとくに、ホウレンソウやたけのこ、さつまいも、レタス、ブロッコリーなどの野菜に含まれています。
飲み物では緑茶、コーヒー、ココアなどに含まれる物質だそうです。
神経質になりすぎなくてもいいですが、尿を見ると簡単にチェックできます。
尿が白っぽく濁ったら、尿中のシュウ酸カルシウムが増えているかもしれません。
腸内環境の悪化
下痢や便秘のなることも
また便が不安定だと痔の原因になってしますこともあります。
その人の体質にもよりますが、肉などの動物性たんぱく質の過剰摂取は、大腸菌が増えて腸内環境が悪化してしまします。
腸内環境が悪化するため、下痢や便秘のなることも。
焼き肉などでお肉を大量に食べた場合は、乳酸菌を摂ってお腹を休めるとイイよ。
ブラジルちえみ
最後に、病気ではないですが・・・
おならが臭く。。。
猛烈に臭いおなかが出る可能性が!
肉類をたくさん食べて、胃の中で十分に消化されきれなかったものは、大腸まで届くことがあります。
消化しきれずに口に入れた時のままの状態に近いお肉は、やがて腐敗します。
大腸菌などが増えることで腸内環境を悪化し、臭いおならの原因に。
まとめ
いかがでしたか?
タンパク質 = 筋肉にいい、体にいい!
もちろん、これに間違いはありません。
肉や卵ほどではありませんが、パンやご飯の中にもタンパク質が少し含まれています。
どんな栄養素でも摂りすぎては逆効果。
脂肪を合成して太ってしまうどころか、いろいろな病気のリスクも高まります。
摂りすぎている方は、一度、食事内容を見直しましょう。もしかしたら、太っている原因かもしれません。