海外在住でも、子供に日本語を話してほしい。息子がトリリンガルになるまで! 

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バイリンガル子育て!漢字、英語もスラスラ読めるようになる! 超・反復暗記方法

 
海外でも日本語学習



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ブラジル サンパウロ在住の二児の母です。 息子二人をトリリンガルに育てたい!  自分しか日本語を話さない環境で、日本語を習得させる難しさに直面中!

 

ママー!
僕、日本語の勉強が苦手。

漢字がキライなんだよー!

次男

好きな子なんて、そんなにいないから大丈夫!!

ブラジルちえみ

 

こんにちは、教育ママ?のブラジルちえみです。

 

アルファベットを使うポルトガル語の場合、英単語を覚えるよりも、日本語の漢字の方がよっぽど難しいようです。。。

 

 

海外で暮らしていると、子供に日本語を教えたくても「どうやって教えたらいいのか分からない。。。」

そんな方も多いと思います。

 

私も実際そうでした。

 

ドリルでの勉強や、家庭教師との本読みなど、息子たちに日本語を覚えてもらうため、今までいろいろなことを試してみました。

 

しかし、思ったほどは上達しなくて落ち込む日々。←ママは、欲張りだから?

 

しかし、ある勉強法に変えてから楽しみながらグイーンと漢字が読めるようになりました。

 

 

そこで今回は、我が家で実際にやって効果があった「超・反復暗記法」をご紹介します。

 

漢字だけでなく、英単語を覚えるときにも使えるので、ぜひ試してみてください!!

 

マジ、すごいよ。

ブラジルちえみ

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日本語の漢字学習が難しすぎる!

 

 

 

「漢字が書けなくてもいいけど、とりあえず、読めるようになってほしい。」

 

日本に帰国することのない子供を持ったお母さん方なら、おそらくそう思うでしょう。

 

しかし、実際に読みの練習ばかりしていても、やっぱり書けないと読めるようにもならないみたい。。。

ブラジルちえみ

 

書けないと、結局読めない。

 

→漢字の書きの練習は、時間がかかる上に面白くない。

 

→スラスラ読めないから、マンガのドラえもんでさえも面白くない。(ドラえもんは、ふりがながはいっているのでオススメですが・・・)

 

→知らない漢字だらけでチンプンカンプン。

 

ママー!日本語なんて、書くときないし。

勉強したくないよー!

長男

 

負の連鎖。。。

 

毎日やっても、日本語が上達している感じがしない← 本当はすこしづつ上達しているんだけど、使う機会がないから実感がない。

 

やっぱり書けるようにならないと、スラスラ読めないのかな。。。

 

 

海外在住でも10日間で、新しい漢字が100文字読めた!

 

こちらの動画をご覧ください。

今、我が家で流行っている「漢字の超・反復暗記法」です。

 

覚え方のコツはのちほど。

まずは、子供の日本語レベルから。

 

日本語レベル

 

長男 10歳

4か国語話す人

 

日常会話は出来るが「救う」「通う」「潜る」などの動詞は、今回の暗記法で初めて聞いたので、意味を教えながら。

漢字は1年生と、2年生の漢字が少しかけるかなぁ?程度。

 

集中力高めで、真面目な性格。

 

日本の男の子の、よくある名前って何があるの?

・・・まるやま?

長男

ま、丸山は名字ですけど・・・。

ブラジルちえみ

←こんなトンチンカンな質問も海外在住ハーフあるある。

 

過去には、「ジャイアンのお母さんの名前は、ナニ剛?と聞かれたこともあるよ。」

 

 

次男 9歳

日本語勉強中

 

ボキャブラリーが長男に比べて少ないので、日常会話もポルトガル語が混じること多め。

 

とにかく、集中力が全くない。

勉強してても落書きしてみたり、犬を触ってみたり、ジュースを飲みだしたりで、ドリルの1ページをやるにも、かなり時間がかかる。

 

今回の一時帰国でもらった、流行りのうんこドリルをやらせても、そもそもドリルの意味が分かっていない。。。

しかし、本気を出せば記憶力は長男よりもいい。

 

1年生の漢字が書ける?くらいのレベル。

 

今年に入って、本読みを始めてからは、日本語で話すことが多くなった。

 

自然に、落ちてきたんだよ。」とか、

設定が分からない。」なんて言葉も使うようになり、ママはひそかに幸せを噛みしめている。

 

しかし・・・

 

「青」って、なんだっけ?

次男

先日の日本語の授業では「青」の意味が分からなくて、家庭教師の度肝を抜いた。。。

 

 

と、とにかく無理やりにでも読めるようになって、その漢字に慣れてきてから書けるようにしよう!!

そのためにはコレしかない。

 

それでは、漢字の読み暗記法です。

 

「無理やりこじつけ!超・反復暗記法」

 

海外在住の子供の場合、日本語での日常会話レベルの次になかなか進めない。

 

だって、

日本語が、身の回りにないんだもん!

 

本を読んでいかないと、ボキャブラリーが増えていかないし、自然に覚えることはむずかしい。

幼少期から日本語によーぽど慣らしておかないと、母国語の方が簡単だから、年齢が上がるにつれてマンガなんかの動画も見なくなってしまう。

 

 

1日に30分とか1時間、勉強したところで、日常で使わないのでスグに忘れちゃうんです。

 

そこで、とにかく漢字に触れる回数を増やす努力をしました。

 

それが、このカード。

 

良く使う動詞からピックアップ

日本語学習カード

うちの場合は、新しい漢字のカードを1日10枚と決めて始めました。

 

特に枚数は決まっていませんが、子供が少し頑張れば出来そうな枚数に設定してください。

 

学校の授業ではないので「何年生の漢字」とかは気にせずに、良く使う言葉の動詞から始めました。

本を読んだ時は、過去形の方が良く出てくるかな?と思い、過去形に。

 

名詞は無数にあるので、覚えても使う機会が少ない。

 

しかし、動詞や形容詞なら、ある程度良く使うものが決まっているからです。

 

子供にも思いつく動詞をいくつか挙げてもらいます。

 

ママに「やらされている感」を減らすための共同作業だよ。←戦略家ww

 

ゴロ合わせで、無理やり暗記の仕方

 

いきなり10枚を暗記するのは難しいので、10枚のカードの中から、3枚~4枚くらい選びます。

 

どの文字なら覚えられそうか、子供に好きなカードを取ってもらっています。

 

2枚でもいいし、出来るなら5枚でもいいですが、4~5回繰り返せば暗記できそうなレベルの枚数。

 

まずはそのカードを繰り返し、読み返して暗記します。

 

ここでポイント。

 

この暗記をするときに漢字の形を見て、こじつけでもいいので、覚え方を無理やり考えます。

 

例えば「起きた」というカードなら・・・

漢字の覚え方

「己」という漢字は「数字の2」に似ているので「2回おきた」と覚えます。

 

これも、子供が自発的にこじつけた言葉の方が暗記しやすいようです。

 

 

例えば・・・

 

取った・・・「耳をとった」

 

帰った・・・「リヨにかえった」←リオデジャネイロのつもり。

 

遊んだ・・・・「子供がニョロっとあそんだ」← しんにょうは何故か「ニョロっと」

 

叫んだ・・・「口で4回さけんだ」←数字の4に似ているから。

 

塗った・・・「家の下に土をぬった」←形が家の屋根っぽいから。

 

割った・・・「ロ、リ割った」←何それ?

 

残った・・・「ヘリコプターがノコッタ、ノコッタ」←左側がヘリコプターみたいらしい。。。

 

などなど。

 

もちろん、無理やりでもゴロ合わせしにくいもありますが、なんでそう覚えるの?なんて理屈はどうでもいいので、ただ子供が覚えやすいように、無理やりゴロ合わせをしていきます。

 

また、漢字を覚える順番は「言う」と「売る」を覚えた後に、「読む」を覚える方が簡単です。

 

「言いながら、売って読む」とか。

 

 

もう意味不明ですが、そんなことはどうでも

 

いいんです!! ムムッ!

 

 

これをすることで、数日たってなかなか思い出せない漢字も、

上の句を読めば下の句がでてくるように、忘れかけていた漢字の読みが出てきますよ。

 

 

スグに復習できる。1分でもいい!

 

 

10枚の中でも、すぐに暗記できるカードと、パッと読めないカードが出てきます。

 

いつも、つまづきがちなカードを集中して反復暗記します。

 

一日に朝昼夜と3回やれば、次の日でも意外に覚えています。

 

このカードの良いところは、朝にひと通り覚えたら、反復するときは2~3分くらいで出来ること。

暗記されてくると、30秒でも復習できます。

 

子供のやる気スイッチが入る

 

ほとんど(7~8枚)覚えていると、全問正解出来なかったのが悔しくて、子供の方が「もう一回」と言ってきたりします。

 

ポイントは、

もう少しで、全部出来そう!

 

プロゴルファー横峯のおじさんの勉強法・ヨコミネ式でも言われているように、

子供は、少し難しいことをしたがるんです。

 

スグにできる、

 

簡単なことは嫌い。

 

かといって、

 

難しいことも嫌い。

 

子供は「少し頑張れば出来そうなこと」をするのが、好きな生き物のようです。

 

出来た!が見えて、自己肯定力がアップ

そして、一日、二日とカードの枚数が増えることで、「こんなにも漢字が読めるようになったんだ!」と自己肯定力も上がります。

 

長男も「このカード、やるの結構面白いね!」と言ってくれました。

 

ママ、嬉しっ!!!

 

 

しかーし!

 

そんな時にクリスマスが来て、3日ほどカードをお休みしました。

 

そしたら

長男は3割、次男は4割くらい読めなくなってしまいました。。。

 

 

ちょっと前までは、全部スラスラ読めてたじゃーん!!!

ブラジルちえみ

 

でも、大丈夫です。

 

「良くカードの字を見てみて!」

 

働いた

 

イの力で?

ブラジルちえみ

はたらいた!

長男

 

Good boy!!

 

この記憶を呼び戻すのも、無理やりにでもゴロ合わせをしたカードは、断然思い出しやすいようです。

 

同じカードを反復することで、2日目で、また読めるようになりました。

 

 

日本と違い周りに漢字がない環境なので、何度も何度も反復するのがとっても大事です。

 

新しいカードを追加していっても、たまには前に習ったカードも反復します。

 

子供が素直に勉強してくれるうちは、ママもあきらめない!

 

次男君は中間反抗期中だし、思うように進まずに、「いつまで続けられるのか?」とか思うこともしばしば。

 

カードをぐちゃぐちゃ丸められたり。

漢字学習

 

破られたり、噛みちぎられたり。。。

漢字学習

 

「正直もう、ツライよー!」と思うことが何度もありました。

 

しかし、やらなければ日本語を忘れていくから、ママはやるさー!

 

今度は形容詞だー!

 

まとめ

 

いかがでしたか?

海外在住でも日本語学習でした!

 

続けていれば、少しづつでも前進しているんだー!と思い、今日もあきらめずにやっています。

 

だって、子供に日本語話してほしいよね?

ブラジルちえみ

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ブラジル サンパウロ在住の二児の母です。 息子二人をトリリンガルに育てたい!  自分しか日本語を話さない環境で、日本語を習得させる難しさに直面中!





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