2017/06/08

ブラジルなら玄関のピンポン押してくるよ。ホームレスも戦国時代!

 
海外 ホームレス 

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ブラジル サンパウロ在住の二児の母です。 息子二人をトリリンガルに育てたい!  自分しか日本語を話さない環境で、日本語を習得させる難しさに直面中!

「今週はホームレス生活をしている人のために支援物資を集めるのよ!素晴らしいわっ!」

アメリカに住む、日本人の英会話の先生が、フリートークの時にこんなことを息子に言っていました。

そんな会話を隣で聞いていた私は、こう思う。

ブラジルのホームレスなら、「なんでもいいから、くれないか?」と玄関のピンポン押して来るけどね。。。。

海外のホームレス

ホームレス 子供

 

海外に行くと、物乞いをしてくる子供をよく見かけます。

かわいそうだと思って、お金を渡す日本人の方も多いのではないでしょうか?

しかし、その行為は、子供たちを助けていると同時に「そういう手段で生きていける子供たちを増やしている」のかもしれません。

本当に困っているかもしれないのに「お金をあげることがいけない!」

無責任に言い切れないので、難しい問題ですよね。

 

私が住むブラジルでは、ここ数年の不景気でホームレスの数が急増しているように思います。

数が増えるに伴って、ホームレス事情も変わってきました。

増加するホームレス、今までの受け身では食べ物にありつけない!

もっとアグレッシブに自己アピール!

家の前でウロウロ

ある日、紙コップがうちの玄関前に捨てられていました。

また、ある日には、紙コップが玄関の中まで投げ込まれていました。

「何、この紙コップは??」

どうやら隣の家のおばさんが、あるホームレスの男性にコーヒーをあげていたようです。

以降、このホームレスの男性は、その人の自宅の前で何時間も待つようになりました。

うちの隣で。。。

ある日、玄関先を掃くように頼まれたその男性は、

チリ取りを渡されていなかったのか?

掃いたゴミをゴミ箱に捨てるという概念がないのか?

うちの玄関の前に、ゴミがどっさり。。。

この男性が声をかけてくるとか、変なことをしてくる、ということはありません。

しかし、自宅付近にウロウロされると、あまり気分がいいものではないですよね。。。

 

ホームレスも愛嬌がないと生き残れない!?

近所の大きな道路脇で物乞いをする「車いすの女性」

いつもそこにいる女性は、車いすながら行きかう車に挨拶しながら、昔からの友人のように話しかけています。

物乞いするでもなく、とっても陽気。

旦那さんも何回かお金をあげたことがあるそうです。

電動の、結構高そうなイイ車いすに乗っている。

 

物乞いをした方が、普通に働くよりも儲かる場合も。

多いと、1日に200レアルくらい稼ぐ人もいるそうで、週休2日で22日働くと2400リアル。

この女性は本当の障がい者なんですが、実は街では「障がい者に見せかけるキット」も売っているそうです。

私の固定概念を超えていく、なんでもありだな!

うちで働いている事務職の、月給の倍ちかく稼いでるんですけど。。。

 

大きなお腹をした妊婦ホームレス

ホームレス 女性

同じ女性としてなので、大変だろうなぁ。と断りづらい。

いらないシーツや服をあげたこともあるけど。

しかし!

子供に物乞いさせないと食べていけない状況だと分かっているだろうに。

そうやって暮らせてしまうと、結局そういう人を増やしているのでは?という疑問もあって、正直どう対応するのが正解なのか分かりません。

 

スーパーの前ので子供を連れたお母さん

スーパーの前で小さな子供を連れたお母さんが物乞いをしている。

かわいそうなので、買ったバナナをあげたこともある。

しかし、次の週もまたそこに座って、道行く人に「何かちょうだい」と声をかけている。

旦那いわく、幼い子供がいた方が同情されやすく、稼ぎやすいらしい。

そう、かわいそうなんだけど、裏を返せば子供を利用しているんですね。

本当に子供の将来のことを考えたら、そんなことさせてちゃダメ!ちゃんと学校に行かせてー!」

なんていうのは、ぬるい日本人の考え方かもしれない。

でもそれ意外の、言いようがないよね?

私のホームレスへの対応

  • お金はあげない。
  • 男性のホームレスには「あげるのもないよ」と断る(アルコール中毒か薬物中毒の可能性が高いため)
  • 目を合わせずに首を横に振る。
  • 何か言われても、なるべく素通り。
  • 子連れ、妊婦なら時と場合により、食べ物をあげる。

日本と違い、数が多いので、お金をあげていたらきりがありません。

最近では毎日のように、玄関のピンポンを押してきます。

郵便か宅配かと思って、仕事の手を止めて玄関に出ていくとホームレスのおじさんが。

毎日来られても困るので、自宅に直接来るホームレスには「何もない」といって断ります。

なぜホームレスになるの?その原因は?

日本のホームレス

  • 知的障害や精神疾患やなどの病気で働けなく、収入がないため住居を追われた人
  • バイトや派遣などの仕事をクビになった後、ネットカフェ難民になり、貯蓄が尽きた人
  • 家出して住むところがなく、そのままホームレスになる若者

最近では、起業に失敗した「高学歴」のホームレスもいるみたいです。

障害、失業をきっかけに、家族、住居、貯金などを失って、結果「ホームレス」になる。

いろいろな事情があるので、ホームレス対策は日本でも難しい問題ですね。

ブラジルのホームレス

  • 薬やお酒におぼれて「自堕落な生活」から抜け出せない人。
  • そもそも親から歴代のホームレス
  • ボリビアなどの海外から職を求めてやって来たが、ブラジルも不況で職に就けなかった。

このなかでもアル中、薬中の人が圧倒的に多いと思います。

日本とはちょっと、ホームレスになる理由が違いますね。

 

支援が足りない?

ブラジルでも日本同様、そういったホームレスのために昼、夜の食事やお風呂に入れる宿泊施設があります。

普通に働くほどまではいかないですが、仕事をして一日20~30リアルのおこずかいをもらえる制度も。

しかし、こういった人は決まった時間に起きて、決まった時間まで働くよりも、気の向くまま自由にいたいようです。

時間が決まっている施設には寝泊りしたくなく、ホームレス生活から抜け出せないそうです。

正直、今の私には他人事のようですが、職を失うことや病気になることは誰にでも起こりうることですよね。

転ばぬ先の杖

万が一に備えて、あらかじめ十分な準備をしておく大切さを考えるきっかけになれば幸いです。

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